Sunday, December 26, 2010

手ぬるい報いは許されぬ

「たとえたった一人の娘でも法廷に出れば

被害者一名という数字にしかすぎない。
           
 非道な快楽殺人も殺したのが一人だけであれば

(娘を殺した)小早川は数年で

 この社会に戻ってくる。 そんなことは断じて許されない。

 小早川を法的に確実に抹殺するためには、

もっと多くの人間を殺させなければならない」

           ドラマ 『トリック II episode 3


  こうして佐野史朗扮する「ゾォ~ン」でお馴染みの

深見教授は娘を殺された後も

犯人の小早川を野放しにし、さらに3名の女性を殺させ、

協力者に一部始終を陰からじっと監視させていた。
  

  死ねば意識はまったく無くなるという前提で

世の中を見ている人はせっかちにも、

「なんで犠牲者の霊は集団ストーカー犯罪者が

逮捕されるよう働きかけないのか」

などと発想する。しかしキューブラー博士による

臨死体験調査の報告例を思い出して欲しい。

肉体が医学的な死を迎えた後も意識は続くのだ。


 死んだ人になってよく考えてみれば、

こんな推論がなりたたないだろうか。

 不慮の事故死なら死んだ本人はこの世に未練があり、

できれば蘇生したいだろう。

が、執拗なガスライティング犯罪により

この世を厭いながら死ぬ集団すとーかー被害者は

まず第一にもうこの世には戻りたくない。

ということは体から離脱した被害者の霊(意識)は

どこの誰がプライバシー窃盗や嫌がらせによる人殺しをしていたのか

マルっとお見通しだ。だが今すぐ犯人逮捕などはどうでもよい。
 
  次に名画『ゴースト~ニューヨークの幻』でも

描かれている通り、罪を償わぬ犯罪者は

死ぬと即座に地獄へ引きずりこまれる。その様子も、

被害者は、しかと見届けて因果応報の厳しい掟を知る。

そして最も重要なことだが死んで意識が消えるどころか

これからも果てしなく続くとわかったならば・・・


  被害者一名を死に追いやったくらいでは

集団すとーかー犯罪者は数千年で地獄から抜け出し、

また人間界に戻れるかもしれない。そんな手ぬるい報いは断じて許されない。

ならば無限より長い間、確実に地獄でのた打ち回らせるには・・・

 

「今死んだ どこへも行かぬ ここにおる

 尋ねはするな ものは言わぬぞ」(一休和尚)