Thursday, July 17, 2025

七生報「友」

 戦後80年の間に日本人が失ってしまったものとは? 特攻の記憶を宿した少年が語る
https://www.youtube.com/watch?v=Z2ZefMo78zU


人は何のために生きるのか? 10歳の男の子に宿った特攻隊の記憶
https://www.youtube.com/watch?v=Vp4_DTQ73Io


戦前の軍人の多くが矜持した「七生報国」は、楠木正成が戦で自刃するときに、後醍醐天皇に対し遺した言葉で、穴澤氏の言うとおり「死んで七度、生まれ変わっても、国のため報いる」という誓い。天皇に最後まで忠義を盡した楠公は戦前の軍人の鏡で、回天の胴体にも楠木家の家紋「菊水」が描かれている。

生まれ変わる回数の「七度」は仏教の悟りの最初の段階【預流果】に達すると、あと七回(ただし畜生、餓鬼、地獄はない)生まれ変わったら煩悩が尽き輪廻転生が終わることから来ている。次の段階が、あと一回だけ天界と人間界に生まれる「一還果」、その次がもうこの娑婆世界には転生しない「不還果」。

 「忍耐・堪忍は最上の修行である」ブッダ


ところで、なぜ戦後「腐りきったヘタレの世」になったのか。それは冷酷非道に人を傷つけ平和を破壊するサイコパスに怯むことなく命を懸けて人間の盾となり同胞を守る勇敢な者ほど早く亡くなり、卑怯で臆病に逃げ回るオッサンらが生き延びたから。
特高警察のオッサンらはアメリカ人将校に跪いてブーツにキスして命乞いしたおかげで戦後も公安警察として生かしてもらえているのは有名な話。

COINTELPRO集団ストーカー犯罪やってる公安、カルト、ヤクザのオッサンら見ればわかるだろう。いい歳したオッサンが何十何百も群れで被害者一人を相手に集団で虐待し、やってないと嘘吐き逃げる。虚勢を張ってるが、所詮、卑怯で臆病な一人では何もできない弱いオッサンの集団にすぎないのだ。

きっとアメリカ人様に「お前ら誰のおかげで、いいおもいできると思ってんだ、ああ?」と、すごまれると「ははあぁーっ」と土下座して恐れ入ってしまうのであろう。さらに死んでから地獄があったら困るような悪事を行なっているから、輪廻転生があることを認められず、必死に否定するのだ。

いっぽう、同胞を守るため勇敢に戦った勇者はこうして続々と生まれ変わってくる。
袖振り合うも他生の縁。
転生した特攻隊員を見て共感する皆様方もまた、前世で戦のもたらす悲しみを経験した「友」に違いない。
あと6回、腐ったヘタレの世界にあっても腐らず、ともに人を助け世の哀しみを減らす大事を必ずや成し遂げむ。

「平時に処し猶ほ克く 特攻精神を堅持し
 日本民族の福祉と 世界人類の和平の為
 最善を尽せよ」
 海軍中将 大西瀧治郎

 

「我々は最後の砦。後は無い。」
 https://www.youtube.com/watch?v=kOpxI8k1Emc
東日本大震災の記録
 ただ、目の前の命のために。
全国民の「想い」を胸に、被災地へ、
 Dhammapada423 
 前世の生涯を知り、また天上と地獄とを見、生存を滅ぼしつくすに至って、直観智を完成した聖者、完成すべきことをすべて完成した人、___かれをわれは<バラモン>と呼ぶ。


Wednesday, July 9, 2025

自分の輪廻転生を見よう

 仏教の過去を見る智慧は、でっちあげの妄想ではありません。修行者が過去世を知る場合は、どんな名前だったか、どんな性格で何をして生活していたか、どれくらいの寿命だったかなどの事柄を明確に知っているのです。
なぜこれが仏教に役立つ智慧なのかというと、心を邪見から解放してくれるからです。過去を見ることができると、どこまで過去を遡っても自分が渇愛によって輪廻転生したこと、苦しみながら生きて生に未練を残しながら死んでいったことを発見できるのです。そして、生に未練がある限り、それが終わらないことも発見できます。
(p.329)
記憶がそれ以上思い出せない場合は、覚えている先の過去に飛ばずに、順番で思い出せるところまで遡ってみる。そういうふうにつなげて考えるのです。…我々がなぜ過去を思い出せないかというと、いつでも思い出しやすいことばかり思い出してしまうからなのです。
(p.334)

アルボムッレ・スマナサーラ『沙門果経』